逆パワハラやん!?


NEWSで外国人を労働に大量に日本にいれるって言ってるけど・・・。
二度と中間管理職になんてなりたくないわ!!!!!
技能員による逆パワハラ
――立場が上とは限らない。現場に潜む「見えない暴力」
■問題点
パワーハラスメントというと、多くの人が思い浮かべるのは「上司から部下への暴言・圧力・強要」といった”上から下への支配”です。
しかし、実際の現場では
”ベテラン技能員や古参の作業者から、監督者・若手社員・外部人材へのハラスメント(逆パワハラ)”が起きているケースも珍しくありません。
【よくある逆パワハラの例】
・新人監督者に対してあからさまに反抗・無視・従わない。
・ミスをなすりつける、報告をしない、無言でプレッシャーをかける。
・「俺たちのやり方に口出すな」と言い、マニュアルや安全手順を無視
なぜ起きる?背景にあるブラック体質
・現場実権がベテラン技能員に偏っている。
・組織として指揮命令系統が機能していない。
・上司が「逆らうと面倒だから」と放置・黙認している。
・能力が役職ではなく、年功・人間関係で支配されている現場文化
これらが蓄積されることで、「立場は下でも実質的に権力を持つ」というねじれ構造が生まれ、逆パワハラの温床となります。
コンプライアンス上の問題は?
●パワハラの定義に該当
厚生労働省が定める”パワハラの定義(6種型)”では、「職場の優越的関係に基づく」行為だけでなく、精神的な攻撃・人間関係からの切り離し・業務妨害なども含まれます。
⇨ベテラン技能員が経験・人間関係・現場支配力を背景に他者を精神的に追い詰める行為は十分にパワハラとして成立します。
●放置は「管理責任の放置」
会社がこれを放置すると、職場環境配慮義務違反やコンプライアンス違反と判断されるリスクもあります。
労働基準法との関係は?
直接的な「逆パワハラ禁止」の条文は存在しませんが、関連法令が関わります。
●労働契約法 第5条:安全配慮義務
⇨会社は労働者に対して、安全・健康に働ける環境を整備する義務がある。
⇨技能員による嫌がらせや精神的圧力を放置すると、企業側の責任が問われる可能性
●労働施策総合推進法(パワハラ防止法)
⇨2022年4月から中小企業もパワハラ対策が義務化
⇨立場に関係な、職場の誰かが誰かを苦しめていれば対策必須
まとめ
【問題点】
⇨技能員が現場を支配し、他者が精神的に追い込む構図
【コンプライアンス】
⇨パワハラ認定される行為に該当。黙認も違反
【労働法】
⇨安全配慮義務・パワハラ防止措置義務の観点から対策が必要
【本質】
⇨「立場の強さ」ではなく「影響力」が暴力になる時代へ
現場に潜む”見えない権力”こそ、組織崩壊の芽
ベテランだから許される。私たちは会社に守られているから何言っても大丈夫。
そんな空気があるなら、それはもう”ハラスメント”の温床です。

