離脱理由


うちの会社は自由かて。
仕事中に現場を抜け出して副業
それ、バレたら「懲戒」「損害賠償」もありえます。
問題点
勤務時間中に、無断で会社を離れ、まったく関係のない副業(例:配達・バイト・家庭教師など)をする行為は、
極めて重大な問題を含みます。
ブラック企業では一部が「給料が安すぎるから」「休憩時間にやっているだけ」などと
見過ごされがちですが、以下の点で大きなリスクがあります。
【主な問題点】
①就業規則違反
⇨無断離脱は規則違反で、懲戒の対象
②職務放棄・業務不履行
⇨業務時間中に本業を放棄している。
③信用失墜・会社の損害
⇨トラブル時は会社の信用問題に。
法的にどんな罪になる?
この行為は場合によって以下の法律・刑事責任を問われる可能性があります。
横領・背任に近い扱い
・業務中に他の収入を得る=本来勤務先に集中すべき時間を
「私的利用」している常態。
・給料を受け取りながら仕事をしていないため
不当利益や詐欺的行為と見なされることも。
損害賠償責任
・その時間に業務が滞った、トラブルが発生した場合は、
損害賠償請求されるリスクも。
労働基準法との関係は?
労働基準法には副業禁止の明記はありません。むしろ、現在は国としても副業を推進する流れです。
しかし、以下の点が問題になります。
・労働契約法第5条:安全配慮義務
⇒勤務中の職場離脱が事故や労災につながれば、会社側の管理責任も問われる。
・就業時間中の職務専念義務
⇒労働者は、勤務時間中は会社に対して労務を提供する義務がある。
つまり、副業自体が違法なのではなく、「勤務中に勝手に他の仕事をする」のがアウトということです。
まとめ
勤務中に現場を離れて副業をすることは「職務放棄」であり重い処分対象になります。
懲戒処分・損害賠償・信頼喪失など、多くのリスクを伴う行為。
労働基準法では副業は原則容認の流れだが、「勤務時間内での行動」は契約違反になる。
ブラック企業の「給料が安いから副業せざるを得ない」という背景もあるが、やり方を誤れば取り返しがつかない事態に。
補足
「会社が副業を禁止しているのがおかしい!」という声もありますが、勤務中に他の仕事をすることは、
たとえブラック企業であっても正当化できないNG行為です。

