さべぇーつ!!
saton
ブラック企業業務報告書


「どんなけ仕事好きやねん!」って思ってました。
みんなからは電話に出なければいいやんって言われてましたが
無視したら次の日、倍になってウホウホうるさいので対応してました。
労働基準法では
「労働時間」とは”使用者の指揮命令下にある時間”と定義されています。
(労働基準法32条)
つまり、勤務時間外でも業務に関する電話対応やLINE返信を強いられるなら
それは労働時間に該当する可能性があるのです。
たとえば、上司から「今すぐ確認して対応して」と指示があり、それに
応じた場合、会社側は時間外労働(残業)として割増賃金を支払う義務が
あります。
①残業代が支払われない”サービス残業”になる。
⇨労働時間として扱うべき内容なのに、時間外手当が発生しない場合は
違法の可能性あり。
②プライベートの侵害
⇨労働者には仕事から解放される”休息の権利”があります。
これを脅かされる、メンタルヘルス悪化や過労のリスクにつながります。
③断れない空気・評価への不安
⇨「電話にでないと評価が下がる」「チームに迷惑がかかる」などの
心理的プレッシャーが、職場ハラスメントの温床になり得ます。
業務時間の対応は、原則として断っても問題ありません。
継続的に業務を強いられる場合は、
労働時間として記録を取りましょう。
明らかな違法性がある場合は、
労働基準監督署や労働相談窓口への相談を検討を。
企業が「当然のように」やっていることでも、法的には大きな問題をはらんで
いることがあります。
「働く側にも休む権利がある」
そんな当たり前のことを、守って行きましょう。