ベトナム実習生
離職問題


そりゃいなくなるよ。
ニュースでベトナム実習生が失踪するニュース見るたび
どこもブラック企業なのかなァ~・・。っと思ってしまいます。
ベトナム人技能実習生がいなくなる問題
日本の製造業や建設業をはじめとした多くの現場では、ベトナム人技能実習生が
重要な労働力となっています。しかし、ブラック企業ではこの実習生たちが突然辞めて
いなくなる、いわゆる「失踪問題」が後を絶ちません。
原因は主に以下のようなものです。
長時間労働や残業の強要
契約にない作業の強制
日本人従業員との差別的な扱い
暴言・パワハラ・監視体制
低賃金での過酷な労働環境
これらの問題により、実習生たちは
「このままでは命や未来が危ない」と感じ、やむなく失踪や転職を選ぶケースが
増えています。企業側は「突然辞められて困る」と言いますが、実態としては
労働環境や人権の問題を放置していることが原因である場合が多いのです。
技能実習制度は本来、「技能の移転」を目的とした国際貢献制度ですが、
ブラック企業にとっては
「安く働く都合のいい労働者」としてしか扱われていない現実があります。
失踪後は・・・?
①非正規で働く(いわゆる”闇バイト”)
不法滞在状態で、日本国内の農業・建設・飲食などで働き続けるケースがあります。
⇨中間ブロガーや違法な雇用主に搾取されることも多く、劣悪な環境・低賃金
怪我のリスクも多いです。
②別の実習先や職場に”転職”する
知人やSNSの紹介で別の会社に移る人もいますが、正式な手続きを踏んで
いないため不法就労となり、摘発される可能性があります。
⇨中には、まともな職場に出会える人もいますが、法的に危険な状態です。
③帰国する(強制送還・自主帰国)
入館に自首して帰国することもあります。強制送還になると、
今後の再入国が制限される可能性があります。
⇨精神的なダメージを受けて帰国後も困窮する人もいるそうです。
④支援団体や協会に保護を求める
人権団体や地域の支援者・協会などに保護されることもあります。
労働問題として告発し、在留資格の変更を目指すケースもあります。
⇨ただし手続きは難航することが多く、生活支援も限られます。
注意点
・失踪した時点で「不法滞在」となり、労働者としての保護を
受けられない状態になります。
・ブローカーや人身売買組織に巻き込まれる危険もあり、失踪後の生活は
決して明るいものではないのが現実です。

